アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカは学歴社会ではない? 努力するアメリカ人といつでもスキルの更新が可能な社会

アメリカ カリフォルニアのスタンフォード大学

アメリカ スタンフォード大学

 

2022.01.18更新

 

最近、経済界において人材の流動化が語られているようですが、その辺りに思うところがあって、本日はアメリカの大学やアメリカでのスキルの更新について、その実態をルポ!


アメリカ人の勤労学生の様子などもご紹介します。

 

アメリカの大学の単位はどうなってる?

 

まず、私は、アメリカに留学時、大学の協力を受けて労働許可証を出して貰い、パートタイムで仕事をしながら、学校にはフルタイムで通っていたんですね。

 

ちょっと聞くと、フルタイムで学校に通って勤労学生というと、 “苦学生感・満載”に聞こえるかもしれないのですが、アメリカでフルタイムの大学生というと、合計12ユニット(単位)を取れば良いので、意外にこなしていけるんですよね。

 

大学の単位の詳細

 

分かりにくいと思いますので、内訳でいうと、単位の数え方は、1科目が3ユニット

 

それを4科目取れば12ユニットとなり、フルタイムの学生ということになります。

 

ちなみに、留学生は通常、学生ビザ(F-1)では、フルタイムの学生であることが求められますので、1学期には最低でも12単位(4科目)取る必要があります。

 

講義は1講義、120分の2時間です。(もしかしたら、1時間ずつ、週に2回の科目もあったかもしれません。)

 

アメリカ人の社会人大学生・大学院生のスケジュール

 

忙しくてもエネルギッシュなアメリカ人学生

意外に大丈夫な時間割?

 

なので、アメリカ現地の人が毎日働いていて、例えば、仕事が18:00に毎日終わる人は、夕食用にちょっとしたサンドイッチなどを途中買い、その足で夕方の19:00から講義に出るということも可能です。

 

アメリカの会社では、残業がそれほどないから、これができるというのもあると思います。

 

よって、アメリカの社会人で、仕事が毎日規則正しく終わる人であれば、うまくいけば、4科目を1学期で終わることができますし、パートタイムで働いている人ですと、更にスケジュールにも余裕が出てきますよね。

 

通常、講義は1週間毎の時間割となっていて、フルタイムで大学に通う人は、週に4科目を勉強

 

もちろん、留学生でなければ、2科目取るなどのパートタイムも可能で、余裕を持ったスケジュールにすることもできます。

 

毎日、予習・復習、宿題などでコツコツ勉強しながら、後はMid-term Exam(中期テスト)Final-Exam(期末テスト)のための試験勉強、プレゼンテーション(発表)論文(term paper)等を仕上げていくだけ。

 

なので、既に働いている職場に慣れていて、毎日順調な生活を送っている人達にとっては、それほどまで過酷なスケジュールでもないと思います。

 

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期末テストの時期は例外

 

ただ、期末テストの時期(テスト期間の前~期間中)は、テスト勉強をしながら、膨大な量のリサーチをして論文をまとめたり、プレゼン資料を完成させる事が求められるので、あまり睡眠時間も取れないなどと、勤労学生にとっては体力的、精神的にも、ややキツい時期。

 

息抜きのための週末も、その時期は、ほとんど勉強やリサーチで机にかじりついている事が多くなり、かなり過密スケジュールになってしまいます。

 

あるアメリカ現地の会社での体験-優遇されていたエンジニア

 

こういうふうに、アメリカでは、入学すると多忙な大学生活になるにしても、働きながら無理なく新しい事が学べる、レベルの高い教育機関があるのが、本当に頼もしい。

 

また、『アメリカって、社会的にも、人材に対してかなり柔軟なのでは』と思ったのが、ずいぶん前の話ではありますが、私が働いていた会社(日本で)で、アメリカ現地に当時関連会社もあって、そこに出張に行った時の話。

 

そこで、『素晴らしいな~』と思ったのが、大学に通って技術を学びたいアメリカ人社員には、会社が早く帰るのを許可するなど、優遇していたこと。

20代位の若い社員や子育てが終わった40代位のエンジニアも、同じように優遇してもらっていたようでした。

 

私が当時、勤めていた会社は、比較的日本の会社の中では柔軟な考え方を持った会社ではありますが、こういった会社組織も含めて、社会全体に新しいことを学んだり、スキルアップが可能な柔軟さがあるというのが、アメリカって良いところですよね。

 

話は変わりますが、こういったアメリカの大学や大学院をリサーチするには、下記のような専門の雑誌がすごくためになります。私の場合も、このような現地の著者が書いたものを使い、留学エージェンシー無しで自分で手続きをしました。

 

英文ではありますが、まずはこのようなもので行きたい大学を見てみるとわかりやすいです。

本ブログでも、以前にアメリカ大学留学費用(学費+生活費) はご紹介していますが、下記専門誌では、各大学の返金不要の奨学金や応募要項等も書いてあります。

 

最新版で予約受付中なので、早めのご購入が良いです。

 

日本語であれば、まずは私も利用した留学ジャーナルのこちらの2022-2023版を。

 

お金に関する情報は、間違いなく、是非こちらをお手元に置いておかれるとよいです。

 

また、次の書籍はSTEAMという、STEM+アートの重要性を説いた本です。概念と

これからの時代の生き残り方が書かれていて、アメリカでの就職や永住権取得に有利STEM留学の重要性が分かり、背中をひと押ししてくれる一冊です。

 

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ハードでもエネルギッシュなアメリカ人

 

繰り返すようですが、そのような大学生活は、ハードな勉強のために“死にかける”と、現地の学生の中ではオーバーに語られますが、それでも、働きながらきちんと卒業が可能なプログラムが組まれているわけであって、その点はやはり、お見事。

 

実際に、大学で学んでいるアメリカ人学生達も、自分の意思で働きながら学校に行っている人ばかりで、勉強はそんなに楽でないにしても、辛いことを辛抱して頑張っているというよりは、“興味のあること、情熱のあることに対して頑張っている印象”で、やればできるという明るさや、楽観性がみなぎっている感じなんですよね~。

 

試験期間は両目充血

 

でもまあ、試験期間中は、冒頭でお話した通り、睡眠時間もかなり削られるので、あのアメリカ人の大きな目が充血していると、かなり迫力があって、『現地のアメリカ人も一生懸命努力しているんだな。』と身につまされましたね(なので、移民ならそれ以上に頑張らないといけないということにも、なるんですけど・・・。)

 

実用的なカリキュラム

 

図書館で勉強する日本人学生


また、アメリカの大学・大学院って、こういった講義のスケジュールだけでなくって、入学のしくみも異なります。

本の学校のように、入試を通らないと入学することができないシステムではないし、一部の難関校を除いてはそれほど入学が大変ではないです。(それでも、それぞれの大学のレベル・質は、高く保たれているそうですから、感動です。)

 

また、4年制大学の学費が高いということであれば、公立の短大(Community College)というのもあって、そこに入れば、市民だったら学費が、留学生の支払う約1/2~1/4の金額で通うことも可能です。

 

学校では、実際にそのフィールドで働いている講師や教授、または経験者が教えていたりして、かなり実用的な事を学びますし、特に技術的、実務的専攻では、その傾向が強いようで、実際にITを短大(コミュニティカレッジ)で学んだ知人は、卒業してすぐ、IT関係の職場で働き、業務をこなしていたようです。

 

また、教科書の中の解説も実用的で、背景や理論も、もちろん習いますが、“どう行う”という、実践的な事をより重要視してあったり・・・。一度、理論的説明はそこそこに、“ノウハウ”だけズバリ教えてある箇所を教科書で見つけたときは、アメリカ人の友人と一緒にちょっと笑ってしまった事もある程です。

 

アメリカのようにレイオフなどが珍しくない社会で、万が一、失業したりしても、学校に通えば、技術資格や短大卒、大学(大学院)卒の資格も取れる効率的なしくみというのが、社会のシステムに当たり前のように組み込まれているんですね。

 

いつでも学校に戻れるという楽観性

 

なので、こういった感じで、教育に対して、“いつでも実用的なことが学べて、活かすことができる”という手軽さがあるせいか、レイオフなどがよくある社会ではあっても、アメリカ人は凄く楽観的で、明るい感じを受けます。

 

日本の履歴書

 

日本のように、学歴がずっとその後、固定してしまい、履歴書には毎回、同じことを書かなければならない部分というのは、アメリカの教育を経験した人間にしてみれば、正直、ちょっと“閉塞感”のようなものを感じてしまいます。

 

話は固くなってしまいますが、今、経済界で謳われている“人材の流動化”も、経済を回していくのに、いづれは必要となるかもしれませんが、こういった教育システムや社会全体の改革などが行われる事なしには、路頭に迷ってしまう人が増えてしまう気がして恐ろしいです。

 

教育システムが柔軟であれば学歴にはこだわらない?

 

また、私のサンフランシスコでの知人は、大工さんとして独立し、自分の会社を持っている人達や、不動産の仕事をしている人など、経済的に豊かな人達も多かったのですが、こういった“手に職系”の仕事を持っている人達って、大卒でない人も多いんですよね。

 

以前、そのうちの一人の方と、大学に行くことについて話した際、「大学もいいけど、お金がかかるだろ~?」と、“お金を稼ぐことのほうがいい”的なノリだったのがすごく印象的で、大学に行かなかった事に対する“心残り”のようなものは、正直、みじんも感じられませんでした。

 

恐らく、このようにアメリカ社会って、大学は“行きたければいつでも行ける”というオプション的なものとなっているので、それがこの、アメリカ人の楽観性や明るさに繋がっているのでは、と推測したりもしています。

 

アメリカ人は生活費も前もってプールしておく賢さ

 

また、アメリカ人って、凄く関心するのが、一人一人が独立心が強く、レイオフや突然の解雇のような事態に備えるために、お給料の中から、生活費の約“6ヶ月間分(少なくとも3ヶ月分)”を余裕資金として残しておくというのが、常識または生活の知恵とされていることを、友人から聞いていましたね。

 

(今回のコロナでの緊急事態宣言は、合計で1年程続きましたがね。恐ろしい・・・。)

 

参考資料:

What's the right emergency fund amount for you? | Vanguard

 

また、そんなときの頼りになる制度として、会社に勤めている被雇用者(アメリカ市民とグリーンカード所持者のみ)については、“Unemployment Benefits(失業保険)“もあるようなのですが、にもかかわらず、この余裕資金を自分で用意するように心がけてるって、アメリカ人って相当しっかりしてるんですね。

 

参考資料:

Unemployment Help | USAGov

 

アメリカ人は意外にしっかり者

 

そんなに何ヶ月も生活資金をプールできる余裕はどこから来るのか、という疑問も湧いてきますが、例えばですが、外食ばかりをしないとか、外食するときはドリンク(アメリカではお茶は無料ではありません)は頼まない人もいたり、むやみに人には奢らないなど、“つめるところはつめる”質実剛健な一面も、アメリカ人には確かにありますね。

 

アメリカ人は柔軟な社会を創ってきた?

 

でも、実は、アメリカ人の逞しさって、そんな表面的な事だけでは語れなくって、きちんとした柔軟な社会のしくみを、自分たちの手で創ってきているというのもありますからね。

 

最低賃金が高い(2022年から時給15ドルに引き上げ)ことや、以前の記事でもご紹介した、社会の根幹を支えている一部の仕事については労働組合で守られていて、安定した待遇で働く高給の人も少なくなかったり・・・。

 

引用元:

最低賃金1600円に引き上げ 大統領令で3割超―米:時事ドットコム

 

同一労働同一賃金で、同じ業務であれば、正社員パートタイムの人も同等の賃金が貰えたり、就職の際に年齢は関係ないなど、そういった諸々の法律やしくみ的なところも、決して見逃してはいけないな~と切に思います。

 

アメリカ社会にも、依然として根強い問題もありますし、決して完璧ではないでしょうが、あの楽観的で、やる気みなぎるアメリカ人を見ていると、見習いたいところが多いな、と思ってしまいます。

 

では、本日は、ちまたの話題をきっかけに、努力するアメリカ人とその社会について考えてしまったので、つれづれなるままに語ってみました。

 

長々とご説明してしまいましたが、“百聞は一見にしかず”。

 

将来はそんなアメリカへの留学や移住を、是非成功させてくださいね。

 

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アメリカ人の好きな人への態度って? 脈アリな態度は-日本人と違うの?

こちらを見て微笑む建築士のアメリカ人男性 イメージ

 

 

2022.02.22更新

 

本日は、ちょっとくだけた話題、“アメリカ人(男性)って、関心を持った人、好きな人に対してどのように振る舞うのか”についてルポ。

 

これでアメリカでも、相手のちょっとした好意のサインや、逆に怪しいサインも見逃さないこと間違いなし!

 

アメリカ人男性は好意を持った相手には表情豊か

 

まず、すごく表面的なお話からですが・・・。

 

一般的に、アメリカ人男性って社交的だし、初対面の人にでさえ、話しかけるのが上手です。

なので、気に入った相手がいた時には、表情や声が明るくなり、早速、楽しそうに話しかけてきます。

 

パーティーなどやクラブでは、視線が合えば、アイコンタクト後に“Hi(こんにちは)”と笑顔で挨拶が定番。

 

逆に、それほど興味のない相手に対しては、表情が堅くなり、声や表情に高揚が見られないなどになります。アメリカ人は、顔の造りも大きいし、表情やジェスチャーも派手で、この辺はすごく分かりやすい。

 

個人的に私は、話をするときに相手の瞳がキラキラしているか(瞳孔が開いているか)で、興味を持ってもらっているかを見ますね。

 

アメリカ人男性の中には奥手でシャイな人も

 

ですが、ごくまれに、アメリカ在住男性でも、ちょっと真面目で奥手な人というのはいます

そんなに興味がないようにしている人でも、女性から“Hi”と第一声目をかけ、初めのハードルを少し下げてあげると、一気に笑顔でフレンドリーに話をしてきて、好意を示す人もいます。

 

ちょっと真面目そうで、見た目も感じが良いのに、ちょっぴり話しかけにくい雰囲気の人は、意外にシャイなだけというのも多いです。

 

なので、フレンドリーに話すことが得意な女性は、逆に初めだけ、こういうタイプの人に声をかけてあげるのも良いと思います。

 

楽しく恋愛ができて英会話力も伸びる本。ストーリー仕立てになっていて飽きません ↓

 

アメリカ人男性は好感を持った人を褒める

 

また、話を戻しますが、アメリカ人は本当に表現豊か。好感の持てる相手には、躊躇せず、褒めてきたりする人が多いです。

 

ダンスが上手だとかの気になったこと、服装や髪型などをきっかけに、褒めてきたりして、相手に自然に好感を伝えます。

 

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主張の強いアメリカ人男性は自分をアピール

 

また、自己主張が強い国民性のアメリカ人。

 

自分が誇らしく思っている事や得意なことなど話したがる、表現豊かにアピールしてくるというのもありますね。

 

それは、相手に興味、関心を持っているからこそ!

 

快く話を聞くと、仲が深まります。

 

自分から相手を知る機会を作ってくる

 

アメリカ人男性からのSNSメッセージに喜ぶ女性 イメージ



次は、アメリカ人男性は、相手のことを知るための機会を積極的に作ります

 

具体的には、一緒に時間を過ごすため、距離を縮めるためのアクションを起こしてきます。

軽いお茶やランチに誘ってくれたり、パーティーやイベントに誘ってくれたり

 

学生だったら、例えば、勉強会を一緒にしようと誘ってきたり、勉強が得意であれば教えてあげるよと言って来たり・・・。

 

また、SNSメッセンジャーなどでの連絡も頻繁になります。何かにつけて連絡してきたり、どこかに行った写真などを送ってきたりして、楽しくコミュニケーションを取ってきます。

 

まあ、これは日本でも似たようなことですよね。

 

相手の小さなことにも関心を持つ

 

ここまでは初期段階で、興味がある相手に対しては、誰でもよくする事かなと思いますが、次に、その後も純粋に好きになってきた相手には、どういう態度で接するか・・・。

 

アメリカ人相手ですと、どうしてもその辺り、読み取りにくいと感じる事もあるかもしれませんが、コアな部分は日本人とあまり変わらないと思います。

 

好きな相手には、仕事、ライフスタイル、趣味、家族など、その人の全てに“純粋な関心”を持ちます

アメリカ人男性も、相性が合うな~とか、いいな~と好感を持っている人に対しては、何でも知りたい・・・。

 

良く質問をしてくるし、こちらが答えれば、本当によく覚えてくれています。それだけ、相手のことを良く考えているという証拠ですよね。

 

また、ヘアスタイルの変化など、相手の細かいところにも良く気づくことが多いです。

 

ちょっと雲行きが危ないサイン?

はっきり言う人

 

でも、ちょっとここで思い出しましたが(笑)、アメリカ人って、途中で『この人合わないな~。』ということになると、ちょっとした批判的(critical)なことを言ってきたり、鋭い質問をしてきたりする人もいましたね。

 

また、時には、そんな辛口な意見も、ユーモアに包んで指摘してきたりも・・・。

 

なので、実際にはどういうふうに思っているのかが、そういうところで分かったりもします(笑)。

率直なアメリカ人は、はっきり意見を言ってくるので、それは意外に分かりやすい部分かもしれません。

 

Flaky(約束をすっぽかす)になる人

返信しようか迷っているflakyなアメリカ人男性 イメージ

 

逆に、衝突を嫌う一部のアメリカ人は、あまり好感が持てないな~とか、相性が合わないな~と思うと、率直に言う代わりに、次の約束をアバウトにしておいて、目前になったらキャンセルしたり、連絡をあまりしなくなったりする人が多いと思います。

 

これをフレーキー(flaky: 約束を忘れる、ドタキャンする、信用できない)と呼びますが、この辺のフレーキーさは、一部のアメリカ人の間接的な“拒絶”のサインで、そこで察することもできて、ある意味、面白いです。

 

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でも、そんな感じの関係だったら、だいたいこちらも相手のことを良く思っていないことが多いですよね。

 

自分の気持ちの方が不安定で、相手にそういう不安定な態度を招いていない限りは、良くない傾向と思います。

二人の間のケミストリー(化学反応)が合っていないということなので、そういうことが重なれば、自然に離れた方が良さそうです。

 

アメリカ人は切り替えも早いですし、相手と合わないとなれば、さっぱりしていますので、女性の方もあまり尾を引かないようにして離れ、その後はあまり気にしないほうが良いと思います。

 

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アメリカ人男性も相手優先の態度?

 

仲が深まったアメリカ人男女がハイキングしている イメージ

 

最後に、これは日本人男性にも見られる事と思いますが、アメリカ人男性も、 付き合い(dating)が深まり、純粋な好意が深まれば、何かにつけて相手の喜ぶことをしてくれたりと態度がはっきりし、分かりやすくなります。

 

相手を優先した、思いやりの態度で接してくれるようになりますよね。

 

色々世話を焼いてくれたり、優しく親切な態度で相手に接するのは、日本人と同じです。

 

ですが、ここまで来ると相手だけがこういう状態ではないと思うので、お互い良い感じになっている事が多いのではと、思います。

 

プレゼントや、カード、頻繁な連絡・・・。また、車で遠くまで送ってくれたりなどの、面倒くさいことも苦にせずしてくれたり、食材や必需品の買い物など、普通だったら、すごく退屈で日常的なことでも、一緒にする事を苦にせず、逆に楽しそうにしていたり・・・。

 

仲が深まると、そんな感じですよね。

 

最後は甘い言葉よりアクション

 

また、更に安定した関係になれば、究極は自分の大切なガールフレンド(恋人)として、友人や家族に紹介してくれたりが、定番。

 

また、これも分かりやすいですが、バレンタイン誕生日を二人でお祝いするのも忘れません。

 

一見、派手に見えるアメリカ人男性でも、大切な人への態度や行動は同じ。なので、そのあたりは“ストレートに、シンプルに”見たほうが良いと思います。

 

ナイスガイは(自分にとっての)、ただの“甘い言葉”よりも“アクション”! これも、国が違っても、共通していますよね。

 

本日は、女子がちょっと気になってしまう、こんな話題についてお話してみました。アメリカ人男性相手にどう接したらよいか、少々迷ってしまったときの参考にしていただくと嬉しいです。

 

では、アメリカ生活を楽しんでくださいね!

 

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世界中の人達が憧れを持つ大国アメリカ。一般的に、そのアメリカでの就職は簡単ではありません。

 

本日は、私自身の当時の反省を含め、アメリカで有利な(大学での)専攻と、卒業後の厳しい就活の心構え、気持ちの持ち方などについてお話したいと思います。

 

 

2022.01.18更新

 

アメリカでの就職に有利な専攻は?

 

まずは、アメリカで学士(4年制大学卒)または修士(大学院卒)が申請する、専門職用のビザ、H-1Bについてです。

 

私もOPT(オプショナルプラクティカルトレーニング)後に申請をしてもらったビザなのですが、現在は抽選制となっているということで、ビザ取得のハードルが更に高くなり、調べたところ、ビザスポンサーが前提の求人が極めて少なくなっているようですね。

 

一方で、先日お話したSTEM系と言われる理系の学位をとった人ですと、特例で、大学や大学院を卒業後に、最長3年間ビザ(H-1B)のスポンサーなしで働くことができるので、企業側にもメリットがあり、募集も増えているようです。

 

理系のスキルや技術って、うまく身につければ、一生の“手に職”となりうるので、“強み”となりますね。これからの専攻は、このSTEM系から選ぶと圧倒的に有利となりそうです。

 

また、H-1Bの抽選も、大学院卒の人であれば、2回抽選を受けることができ、それだけビザを獲得できる確率も高くなるので、4年制大学卒より、圧倒的に有利。

 

なので、大学院を卒業するという選択肢も、考慮したほうが良いというのは、先日の記事でもお話しましたね。

 

ところでお話の途中ですが、一息ついて、ここで是非大事なお話を・・・。

 

まず、アメリカ留学を優位に運ぶためのリサーチは、最初に私も利用した留学ジャーナルの下記2022-2023版のご一読がおすすめです。

 

また、お金に関する情報は、間違いなく、是非こちらをお手元に置いておかれるとよいです。

 

次に、こちらの書籍はSTEAMという、STEM+アートの重要性を説いた本です。

 

前述しました今、注目されているSTEM教育の概念と、これからの時代の生き残り方が書かれていて、アメリカでの就職や永住権取得に有利STEM留学の重要性が分かり、背中をひと押ししてくれる一冊です。

 

是非、今、是非読んでおきたい書籍です。

 

 

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アメリカで仕上げるという考え方

 

また、アメリカで大学や大学院を卒業してから就職をする場合、アメリカで移民として仕事を勝ち取っていくには、英語が普通に話せるアメリカ市民(もと、日本人を含む)や、海外からしのぎを削って移民してきた人達と競っていかなければなりません。

 

なので、もし、就職を考えるのであれば、まったく過去の経歴と異なる分野に“キャリアチェンジ”するのではなく、どちらかというと、“自分が得意”で“実績のある”分野の延長線で専攻を選び、その後、就職するのが、勝率が高くなるかと思います。

 

詳しくいうと、例えばですが、統計学を日本で身につけ、マーケティングリサーチなどをしていた人が、アメリカの大学や大学院で、データサイエンティスト系の専攻をして、アメリカで仕上げるというような戦い方ですね。

 

また、日本でソフトウェアのプログラマーだった人が、今度はインターネット関係のプログラマーで仕上げるとか・・・。IT関係は需要が高いです。

 

経理などの事務系が得意な人で、実績がある人なら、アメリカでアカウンティング(会計学)を専攻して仕上げるとか・・・。経理関係は不況にも強く、需要は常にあります。

 

他にも、日本で営業成績がピカ一だとか・・・。できる営業の人達は、アメリカでもその需要は健在です。

 

そういった、圧倒的な実績が可視化でき、その後もそれを生かした形で働ける職に就いたほうが、強いと思います。

 

人を育てるという概念はほとんどないという覚悟で

 

実際に、アメリカでは一般的に“人を育てる”という概念を持たない職場が多いので、移民は特に、何か圧倒的に強い武器(スキルや技術)を持って臨まないと厳しいです。

 

私の例でいうと、アメリカではビジネス専攻だったのですが、就職活動の中で一番評価してくれたのは、ある中西部にあった商社(大手商社系列)。H-1Bのビザをスポンサーしてくれるとのことでした。

 

日本での前職(電機メーカーに4~5年勤務)で培った日米間のビジネス・コミュニケーション能力を認めてくれての事でしたが、自分としては、そのポジションは、過去の職と似通ったものに見え、少々物足りなさを感じてしまったものです。

 

でも、自分がしたいと思う事よりも、そのときに与えてもらった仕事の方が、“その時点では”、やはりピッタリという事が多いかもと、気づきとしてはありますね。

 

(残念ながら、こちらは住み慣れたカリフォルニアから遠く離れた勤務地であったため、就職することはありませんでした。)

 

ビザのスポンサーは大手の方がよりよい

 

また、やはり、労働ビザの面からいうと、私自身や周囲の人達の経験からいって、できれば早め早めに就活を終わらせて、大手で安定したところに落ち着く方が安心です。

 

アメリカでは、小さい会社は景気の影響をもろに受けやすいですし、移民局の選考でビザも降りにくいです。また、移民はレイオフなどがあったりすると、ビザの問題が早速、出てきてしまいます。

 

移民の就職は景気に強く影響される

 

アメリカでの不況のイメージ

 

繰り返しとなりますが、アメリカでは移民の就職は、景気にひどく影響されます

 

アメリカは2000年代で見ると、2001年のITバブルの崩壊、2008年のリーマンショック、今回の2020年頃からのコロナ禍と、3回大きな労働市場での危機を経てきています。

 

実は私が卒業する時期も、酷い不況の時期と重なってしまいました。

 

移民には移民の戦い方

 

恐ろしいのが、アメリカでは不況になってしまうと、企業でレイオフなどが派手に繰り広げられるので、人口が多く、人気のある都市からも人口の大移動が始まったりします。

 

より景気の良い場所に、仕事を求めて引っ越しをする人が多くなるからです。

 

そんな状態のときには、アメリカの大学を卒業した人達、しかもビザの申請を必要とする外国人に、仕事が回って来るはずもなく・・・。

 

今思い出しても、“ぞ~っ”としてしまいますが、最近でも映画産業が盛んなロサンゼルスでは、コロナの影響で市民の仕事が少なくなり、似たような状態だったということを聞いていて、ショックを感じざるを得ません。

 

こんなときには、移民としての私達は、自分の力が及ばないところでジタバタしても、ただ、無闇に“もがく”だけ・・・。

 

対策として、万が一、そのような状況に陥った場合は、アメリカでも景気が比較的良い地域にさっさと引っ越すか、それが難しければ早々に日本に戻り、その後再チャレンジした方が勝率が良いかと思います。

 

移民には、移民の戦い方があると思います。

 

アメリカで新卒の場合は仕事選びは柔軟に!

 

柔軟にアメリカで仕事をする日本人女性 イメージ

 

次に、個人的に、ちょっと反省点としてここに残しておきたいのが、私は社会人留学だったので、アメリカの大学での卒業間近に、過去の経験を活かす代わりに、ちょっと新しいものを求め過ぎたというのがあります。

 

その頃、アメリカのビジネス専攻で大学を卒業した人が面接を受けられる仕事というのが、あまり“ぱっとした”職では無いように見えたんですね(私の当時の未熟さゆえの意見です。笑)。

 

卒業間近に、大学での就職フェアーもあったのですが、募集しているポジションの職務内容を見ると、やはり新卒を対象にしたものばかりで、あまり魅力的にみえず・・・。

 

他にも、大学に来た求人の中には、有名な非営利団体の仕事の募集(H-1Bのスポンサーをしてくれるということだった)もあって、それはリサーチ業務的なものだったんですが、それもその時は魅力的に見えず、また、応募することもせず、今考えると本当にもったいない事をしていました。

 

アメリカでは小さく始める謙虚さも大切

 

後々、引っ越した先のロサンゼルスの日本人コミュニティーで、ある企業のお偉いさんにお会いしたときのこと。「新卒は、一番下から始めるからね~。僕も窓口業務から始めたよ。」とアドバイスをいただいた事がありました。

 

アメリカの大学では、例えばですが、財務分析のような専門的な部分を学ぶので、ビジネス専攻は、その新卒の業務とのギャップにちょっと躊躇してしまうんですよね。

 

ですが、通常、新卒は、(社会人留学をした人でも、)仕事は小さく始めて、そこから広げていくという柔軟さを持つことも必要だということだと思います。

 

特に“移民”は、アメリカでは一番下の階層にいるという、謙虚な意識を保つことも大切ですね。

 

アメリカでは就職の年齢は関係ない?

 

そういうふうに厳しいアメリカでの就職ではありますが、それでもそこでメリットとなると私が思うのが、アメリカで年齢は、ほぼ就職には関係ない”ということ。

 

仮に、新卒の仕事で一から頑張ったとしても、アメリカでは年齢は関係なく見てくれますし、第一、年齢を履歴書に書くことはないですし、面接で年齢を尋ねるのも禁止されています。

 

実際に、私の大学でのクラスメイトで40歳位で大学に通って、その後就職する予定と言っていた、外国からの移民の女性等もいましたし、 “この年齢でこの業務から?”などと、気にする必要もないですので、それはアメリカの良いところです。

 

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また、日本人はアメリカではかなり若く見えますので、その分、今後を期待してもらったり、色々指導して貰えたりとメリットもあるのではと思います。

 

キャリアフォーラム

 

長くなりましたが、最後に、当時、すでに私は余力がなく、出席できなかった有名なフェアーがありますので、忘れずにご紹介しておきたいと思います。

 

グローバルな有名企業が参加する、ボストンキャリアフォーラムは有名です。

 

  • ボストン キャリアフォーラム

https://careerforum.net/ja/

 

ボストン(東海岸)なので、西海岸にいる人には少々遠くなるかもしれませんが、こういった企業が一斉に集まるフェアーは、できれば出席しておいた方が良かったかな、と思います。

 

万が一、アメリカで仕事が見つからなくても、他の国でオファーが貰えるかもしれないし、日本に戻ったときに、アメリカでの経歴を評価してくれる会社に会えそうです。

 

では、長くなりましたが、私のアメリカでの反省をこめて、色々ご紹介してみました。

 

将来のアメリカでの就活に、少しでも生かしていただければ幸いです。

STEM教育をアメリカの大学で受けると優遇されるって? 留学で押さえておきたいSTEM OPTとは

アメリカに留学するSTEM系専攻の大学生の荷物(イメージ)

 

 

2022.01.25更新

STEM系の大学の専攻って?アメリカの人材の囲い込み感が凄い!

 

一般的に、アメリカっていう国が進んでいるな~と思う点は多々あるんですが、移民政策もその1つで、国内で必要とされる人材を囲い込む事が上手いっていうところ。

 

日本という国は、なんやかんや行っても民主主義国家、文明国家なので、アメリカへ移住する醍醐味というのは、他国の人達と比較すると少なくなるとは思いますが、他の国の人にとっては、アメリカに移住するかしないかは、天と地の差という位、その後の人生が違ってくるんですね。

 

私が現地で知り合い、仲良くなったアジア人の移民の女性も、本国では上流階級出身の人。話を聞いたところによると、彼女自身もエリート中のエリートなのに、にも関わらず、アメリカに率先して移住してきた人。

 

彼女によると、本国での生活とアメリカでの生活を比較すると、その差は歴然。本国に戻るという選択肢は“もう無い”とはっきり言っていました。生活レベルの違いがあるだけでなく、本国は公害も酷いんだとか・・・。

 

裕福なインド人 イメージ

 

そう言えば、カリフォルニアに住んでいたときは、体格が良くて、身なりの良いインドの人(インド人は数学が得意な人が多いです。)とか、英語もネイティブのように話せて、“もはやアメリカ人”と化している中国の人などと、現地での移住に成功した人達によく会ったものですが、やはりその頃から技術系を専門としていた人達が優遇されていたのは明らかで、アメリカでは、国の産業の発展のために、移民政策もたくみに調整しているんですね。

 

当時から、労働市場ではIT関係の需要がかなり多く、私の場合はビジネスを専攻していて、経済が良かったときでも、 “引く手あまた”という感じはありませんでした。

 

一方で、コンピューターなどを専攻して、その後その分野で活躍している人達は、日本人でも早くグリーンカード(永住権)の申請 をしてもらったり、また、レイオフになっても、エージェンシーに登録していたところから声がかかったりして、仕事に困るということは無いようでした。

 

移民なのにお給料も良さそうだし、優遇されているのは傍からみても、“はっきり、くっきり”していて、かなり羨ましかったですね(エンジニア系の人材の優秀さはお墨つきなので、専攻の問題だけではないかもしれませんが、一旦、ここではそれは置いてお話しています。笑)。

 

こちらの記事もよくよまれています↓

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STEM系の専攻をするとどういうふうに優遇されるの?

 

そういった経験もあって、その専攻間の“格差”みたいなものは、当時から身にしみて感じていた私ですが、現在、アメリカではSTEM系という理系の専攻の留学生を優遇していて、その分野の留学生が、卒業後、長く働けるよう力をいれているんですね。

 

ちなみに、STEMとは、

 

STEM(発音は「ステム」)とは 「Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)の頭文字を組み合わせた言葉

引用元:

小学館ランゲージワールド- 石山宏一の新語ウォッチング

 

ということ。

 

アメリカのSTEM OPTとは

STEM OPTに胸をふくらませる女性 イメージ

 

そのSTEM専攻の人達が優遇されている部分が何かというと、具体的には卒業後のOPT期間の延長(OPTについては、アメリカで学生ビザで働く方法についての記事で詳しくご紹介しています。)。

 

簡単にご説明すると、留学生は通常、カレッジレベル(2年制)、大学レベル、大学院レベルと、それぞれのレベルの教育を終えるごと(卒業するごと)に、専門分野で働く経験が積めるよう、オプショナルプラクティカルトレーニングという労働許可を1年間アメリカ政府から貰えるようになっているんですね。

 

それが、なんと(!)、このSTEM系の専攻をして卒業した人は、その後も更に2年間延長でき、最大で合計3年間のOPTが可能であるということ。

 

また、更に面白いのが、非STEM系の教育機関(例えばビジネス専攻など)を卒業して、OPTで1年間働いた後にでも、過去にSTEM系の学位を持っていれば、この過去の学位を利用してSTEM OPT(2年間のOPT期間の延長)で働けるそう(前回の学位でSTEM OPTを使っていなかった場合という条件で)。

 

念の為引用すると、

例えば、以下のようになります。現在、経営学修士号に基づいてOPTに参加しているが、以前に数学の学士号を取得していた場合、認定された米国の大学で取得したものであり、OPTの雇用機会が数学の学士号に直接関連するものであれば、学士号に基づいてSTEM OPT延長を申請することができます。

引用元:

Optional Practical Training Extension for STEM Students (STEM OPT) | USCIS

 

ということ。

 

但し、この際、STEM OPTで働くには、STEM系と直接関連のある仕事でないといけないという事で、それは注意したいですね。

 

それほど、このSTEM系の学位って優遇されているんですね。

 

例えば、普通は、ビジネス専攻の留学生だったら、そのときの景気が良いときであろうと、悪い時であろうと、1年間しかOPT期間がなく、その期間の間に雇用主を探して、雇用主に自分の持っている適性、能力を認めてもらわなければならず、そう簡単でもないんですね。

 

ですが、STEM OPTだったら、元々、理系の分野は需要が多いにも関わらず、H-1B(専門職用労働ビザ)が無くてもこれで働けるし、また、OPTの期間が長いと、H-1Bビザの申請前の抽選に1年目で漏れてしまったとしても、またそれから2~3回は抽選が受けられる事となるので、かなりメリットがありますよね。

 

H-1Bのビザとその抽選については、アメリカで働くことに関しての記事をご参照ください。

 

このOPTのトータルの3年間で、かなり力もついて、無くてはならない人材となれそうです。

 

ちなみに、前任のトランプ大統領の代には一時、“将来、このSTEM OPTへ制限がかけられるかも”という動きもあったようなのですが、こちらの規則は引き続き維持されているようです(やれやれ・・・)。

 

STEMと呼ばれる理系の専攻は実際にはどれ?

意気揚々と旅立つSTEM専攻の女性留学生 イメージ

 

さて、ここで最後にまた復習してみると、STEMって、Science(科学)、Technology(技術)、Engineering(工学)、Mathematics(数学)でしたよね。

 

それで次に、具体的にはどのプログラムがSTEMに当たるのか、ちょっと調べてみたいと思いました(案外、簡単には見つかりませんでした)。

 

はっきり言って、『STEMってこれかな~?』と思って選んでも、後で”違った!”となるとイヤですからね。

 

下記のサイトへ入り、“STEM Designated Degree Program list”というリンクをクリックすると、PDFの文書に入れますので、その中のに対象となる専攻(CIP Code Titleという欄)がはっきり掲載されています↓

studyinthestates.dhs.gov

 

なるほど、なるほど・・・。

 

意外に Psychology(心理学)とかStatistics(統計学)などのプログラムも含まれていたりして、文系に近い人でも興味が持てそう。

 

STEM系の大学はどう探す?

 

話は変わりますが、こういったSTEM系をはじめとした専攻のアメリカの大学や大学院をリサーチするには、下記のような専門の雑誌がすごくためになります。私の場合も専門書を使い、留学エージェンシー無しで自分で手続きをしました。

 

下記にご紹介しているアメリカ留学公式ガイドブックは、大学・大学院の選択方法と入学手続き渡航の準備から現地でのキャンパスライフまで説明されています。

 

留学する本人が大学を自分で選び、渡航・入学の手続きなどすべて自分で完遂できるように書かれている(書籍の紹介文参照)ので、社会人留学の場合で留学までの期間に余裕がある方は、是非チャレンジされると良いと思います。

 

また、上記の1冊目を読んでだいたい手続きの仕方などが分かったら、次は英文ではありますが、このようなアメリカ人の著者が書いた本で行きたい大学と専攻を見るとわかりやすいです。

 

本ブログでも、以前にアメリカ大学留学費用(学費+生活費) はご紹介していますが、下記専門誌では、各大学の返金不要の奨学金や応募要項等も書いてあります。

 

最新版で人気がありますので、早めにお手元に置かれておくとよいと思います。

 

また、次の書籍はSTEAMという、STEM+アートの重要性を説いた本です。概念とこれからの時代の生き残り方が書かれていて、アメリカでのSTEM留学の重要性が分かり、背中をひと押ししてくれる(あるいはご両親への説得によい)一冊です。

 

是非、今読んでおきたい本です。

 

STEM系大学への留学で将来を有利に運ぼう!

 

話は戻りますが、私の聞いたところによると、アメリカ人って、一般的に数学がそれほど得意でない人が(比較的)多く、また、ずっと“コツコツ”するような仕事もあまり得意でない印象があって、国内でこういう系統のプロが足りなくなるというのは、自然の流れのように分かる気がしますし、また、グローバル的に見ても、人材が足りない分野ですからね。

 

それにしても、このような移民政策を使い、世界各国から巧みに理系の人材を引き寄せるアメリカって、本当に合理的で、凄みがある・・・。

 

以前は(かなり以前だと思います)、アメリカで看護師が足りてなかったときがあって、“看護師ビザ”なるものがあり、現地の弁護士に「看護師になったらすぐビザが取れるよ」と雑談で言われたことがあったりして・・・。

 

それなりに羨ましかったけれど、『ビザや永住権のためだけに生きているわけではないし・・・。』と思った記憶がありますし、適性的にも限界はありますよね(笑)。

 

それでは、長くなりましたが、本日はSTEM系の大学(STEM専攻)への留学STEM OPTについてご紹介してみました。将来は色んな知識を味方につけ、永住権を手にする夢を叶えたいものですね。

 

今後もお役にたてる情報がありましたら、すぐアップさせていただきますので、またお付き合いの程どうぞよろしくお願いいたします!

 

選考が決まったら、留学先を選びたいですね。あわせてよみたい↓

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注:本記事では、法律的な情報を提供することを目的としていません。ビザに関する情報については、必ず移民弁護士にご相談いただくか、最新の公式情報をご確認いただきますようよろしくお願いいたします。

アメリカでワーホリ(ワーキングホリディ)のように働ける方法って意外にもあった?

アメリカでインターンシップする女性 イメージ

 

 

若いうちにアメリカで働いたりして色んな経験を積みたいけど、ワーホリがないから無理って思ってしまった人はいませんか?

 

この記事では、意外にもある、アメリカで働きながら長く住める方法をご紹介します。『アメリカではワーホリみたいなものができなくて残念!』って思ってた人は是非読んでみてください。

 

インターンシップができるCPT(Curricular Practical Training)

F1ビザで働けるCPT

 

まず、CPTという労働許可をご紹介します。

 

CPTは、F-1ビザ(留学生に出るビザ)でアメリカに留学した学生に出されるもので、大学に1年以上通った学生が申請できる労働許可で、大学のプログラムの一環として専攻に関係のある職種で働けるようになっています。

 

また、嬉しいことに移民局から許可を貰うことなく、大学の担当者から許可を受ければ、アメリカ内で働くことができますので、待ち時間も少なくて助かります。

 

また、卒業前に働いて貴重な経験を得ることができるので、ビザの申請が厳しいこの時代、早め早めに色々準備ができて、大変助かりますね。

 

私自身はこちらは申請しませんでしたが、こちらを事前に知れた人は大変ラッキーだと思います。

 

CPTの条件

 

CPTの申請には次のような条件を満たしている必要があります。

 

  • 通っている大学が、Student and Exchange Visitor Program (SEVP)という留学生等の情報を管理している政府のシステムに認定を受けている大学であること。

 

大学はこちらで検索できます。

School Search | Study in the States

 

また、

  • F-1ビザを持っていること(有効なもの)

  • ESLの学生でない

  • フルタイムで既に1年以上就学した

  • 業務内容が自分の専攻と関連したものであること

  • 働く会社からの雇用契約書(Offer Letter)をもらっていること

 

という条件です。

 

但し、こちらの労働許可は、言わば移民局がその許可の授与を学校に任せている状態なので、手順やプログラム内容などが、大学(学校)によって異なっていることが考えられますので、まず大学の留学生課(International Student Office)などに確認が必要です。

 

また、CPTではフルタイムでも週20時間までのパートタイムでも、どちらでも働くことができます。

ただ、こちらは卒業後に取れるOPT(オプショナルプラクティカルトレーニング)との兼ね合いがあるので注意が必要です(OPTについては次の項目でご説明しています)。

このCPTでフルタイムで1年間働いてしまうと、卒業後のOPTでの就労許可を取ることができなくなりますので、細心の注意が必要です


例えば、CPTでパートタイムでの1年の就労だったら、現在のところOPTには影響がないようです。

 

参考資料:

Practical Training | ICE 

Curricular Practical Training (CPT) for F-1 Visa Students | Shorelight

 

Completion OPT)/Post-OPT(Post-Completion OPT)

アメリカでのインターンシップ 

 

他にも在学中に申請できる労働許可には、OPT(オプショナルプラクティカルトレーニング)というものがあります。

 

CPTと比較すると、CPTはカリキュラムの一部として就業をするので、カリキュラムが終われば効力を失う一方、OPT(オプショナルトレーニング)は、大学(学校)のカリキュラムに依存せず取得でき、また、卒業前にも、卒業後にも取得することができます。

 

卒業前に行うOPTのことをPre-OPTといい、卒業後に行うPost-OPTといいますが、Pre-OPTを行うと卒業後のトレーニングの期間から働いた分だけ引かれ、その分Post-OPTで働ける期間が短くなってしまうので、通常、留学生はPost-OPTの方のみを使う人がほとんどのようです。

 

『では、なぜPre-OPTはあるのか?』ということになると思いますが、何らかの理由で卒業前に働く必要が出てきた場合など、Pre-OPTもあるということだけ、念の為覚えておいていただくと良いと思います。

 

通常は、このOPTを卒業前に申請し、労働許可がでてから就職先で働くことになります。

 

このように卒業後にアメリカに残りたい場合は、就職先はOPT(オプショナルプラクティカルトレーニング)が終わる前に、近い将来H-1Bなどの就労ビザを取ってくれる条件(上手く行けば)で探す(自分で探します)、というのが普通です。

 

ここまでをまとめると、かなり嬉しいのが、もし、入学1年後に無事、CPTで1年間働かせて貰える会社が見つかれば、卒業してもまた、違う種類の労働許可であるOPTで働ける(OPTでは、その時点で仕事を見つけている必要はなし)ので、2年間連続して働ける機会が与えられる事です。

 

つまり、この過程がスムーズに行けば、アメリカに入国してから2年目の就業をCPTで行うことが可能になり、また、卒業後も1年はOPTで働くことができます。

 

なので、例えば、Master(マスター:修士)の学位を取るとすると2年間が通常必要なので、生活費も2年目からは働いて補完することができるかもということですよね(パチパチ・・・)。助かる、助かる。

 

更に、卒業してもOPTの有効な期間の間にH-1Bビザのスポンサー(企業)を見つけて働けば、OPT後も働ける可能性があります(現在、抽選後のH-1B申請とはなりますが。)

 

こういった感じで、アメリカでもワーホリに似たようなルールがあると言えばあるので、大学に入ることができて、その分の学費と1年間の生活費さえまかなえれば、頑張って留学期間中の生活費を繋いでいくこともルール上は可能ですし、また、OPT期間中にうまく探せば、将来ずっと継続して働ける会社が見つかる可能性も高い(H-1Bでの抽選後)です。

 

OPTの条件

 

OPTの申請には次のような条件を満たしている必要があります。

 

  • 通っている大学が、Student and Exchange Visitor Program (SEVP)という留学生等の情報を管理している政府のシステムに認定を受けている大学であること。

 

大学はこちらで検索できます。

School Search | Study in the States

 

また、

  • フルタイムの学生であること

  • フルタイムで既に1年以上就学した

  • ESLの学生でない

  • OPTで行う職務内容が自分の専攻と関連したものであること

 

参照元

Practical Training | ICE

 

という条件です。

 

但し、このOPTについては、申請は、大学(学校)に書類にサインしてもらい、移民局(USCIS)に申請する必要がありますので、時間と手間が少々かかります(但し、学校の留学生課が処理をしてくれるので安心です。)ので、早め早めに準備していった方が良いです。

 

大学の短期コースでのインターンシップもおすすめ

 

最後に、実は、短期コースでインターンシップができるプログラムもあるようで、短い在学時間と少ない投資で、アメリカでの就業を経験したい方には、おすすめです。

 

有名なカリフォルニア大学・バークレー校のイクステンション

 

ハイレベルなカリフォルニア大学バークレー校のイクステンションが有名なようです(入校には各種条件あり)。

 

念の為、下記ご紹介しておきますね。

 

日本正規代理店|カリフォルニア大学バークレー校エクステンション(UC Berkeley Extension)

 

カリフォルニア大学バークレー校エクステンション(UCB Extension)留学説明会

 

自分の今までのキャリアと英語力にかなり自信がある人は、仕上げとして本プログラムでのインターンシップで就職したり、12ヶ月コースの後にOPTで就職というのも可能かもしれません。

 

J-1ビザ(交流訪問者ビザ)でのインターンシップ

 

また、働くことをメインにされたい場合は、以前ご紹介したJ-1ビザでの渡航もあります。

最近、H-1Bビザ(専門職用ビザ)より取りやすくなっているビザで、エージェンシーが仕事の斡旋もしているそうで、こちらを利用される方が最近多いようです。

 

J-1ビザでのインターンシップは下記の記事でご紹介しています↓

surviving-usa.com

 

さて、本日はアメリカで働きながら学べたり、就労経験を積める方法をご紹介してみました。こういった感じで、随時役立ちそうな情報をアップしていきますので、またお付き合いいただくと嬉しいです!

 

注:本記事では、法律的な情報を提供することを目的としていません。ビザに関する情報については、必ず移民弁護士にご相談いただくか、最新の公式情報をご確認いただきますようよろしくお願いいたします

 

アメリカで働くには? 就労ビザは? なかなか聞けない秘訣を分かりやすくご紹介!

アメリカで働くために必要な就労ビザ

 

 

アメリカで働ける資格が貰える就労ビザで一般的なものは、H-1ビザとL-1ビザ、それから最近良く見られるJ-1ビザです。前トランプ大統領の就任以降、外国人のビザの取得は難しくなっていましたが、その後はどうでしょう。

 

今後、アメリカ移住にあたり、どうしたら上手くそのような状況に対応できるかをルポします。

 

H-1Bビザ(特殊技能職)

 

まず、アメリカで留学生が卒業後によく取得する、H-1Bビザについてお話します。

 

H-1Bを取るための資格・条件

 

H-1Bビザという就労ビザは、一般的に特定分野での学士(4年制大学を卒業)であること、またはそれ以上(修士など)であること、また、2年生大学(カレッジ)卒の場合は、あわせて4年制大学卒相当の職歴がその取得に必要とされます。

 

対象者は管理職である必要もなく、アメリカで新卒での就業が可能なビザとなりますので、留学生が卒業後にアメリカに残り就業したい場合は、だいたいにおいてこのビザを申請することとなります。

 

この就労ビザの取得には、雇用主にスポンサーとなってもらいUSCIS(米移民局)に必要な書類を提出し、そこから認められればビザがおります。

 

ビザが降りると、降りてから3年間、アメリカで働くことができます。ビザはその有効期間が終わったあと、また3年間の延長が可能です。その後再申請するには、1年以上国外に滞在することが条件となります。

 

最近ではご存知の方も多いと思いますが、通常、留学生(F-1ビザでの)が卒業する際に、オプショナルプラクティカルトレーニングビザという1年間就業可能なビザを、学校の協力を得てUSCIS(米移民局)から発行してもらうことができます。

 

そのビザで働ける期間内に、あるいはその前に、このH-1Bビザのスポンサーになってくれる雇用主・会社を探し(自力で探します)、弁護士を通してH-1Bビザの申請書類をUSCIS(米移民局)に提出することとなります。

 

大体において、その1年間の間に会社で働き、良ければH-1Bのスポンサーになってくれるという手順です。

 

H-1Bの取得が難しくなっている理由

 

ただ、以前からH-1Bビザの取得は決して簡単ではなかったのですが、現在はより、難しくなっており、その理由として主なのがビザの申請方法が変わったということなんです。

 

H-1Bビザの申請に事前登録での抽選が加わっていた

 

情報によると、近年、H-1Bは毎年大卒レベル者に対し6万5千の申請枠が設けられており、アメリカで取得した修士号レベル以上の学位取得者に対しさらに2万枠を設けています。

 

その枠を大幅に超えた件数の申請が毎年あるために、2020年から事前登録を行い、ビザの年間発給数の上限を超えた場合には抽選を行い、抽選に当たった人だけから申請を受け付けるようになっているそうなんですね。

 

ビザの取得のハードルは、いつのまにか上がってしまっていたんです(泣)。

 

以前は、H-1Bビザはちゃんとした仕事(雇用主)で、かつビザをスポンサーしてくれ(書類などにサインしてくれ)て申請ができれば、あとは弁護士がビザが降りるように頑張ってくれていたのですが、現在は、H-1Bの申請ができるのは、抽選に通った人だけということなんですね。

 

ちなみに、2017年のデータですが、

 

4年制大卒者6万5千人、大学院修了者2万人の申請者受け付け枠に対し、2017年は合計19万9千人の応募

 

があったそうです。単純に、申請枠の約2.3倍の応募があったわけですね。

 

引用元:

アメリカ就労ビザ(H-1Bビザ)の申請方法|アメリカ・ビザ徹底解説|現地情報誌ライトハウス

 

参照元

就労ビザ(H-1,H-2)解説lアメリカビザ・永住権取得支援サイトl 弁護士法人イデア・パートナーズ法律事務所

 

また、面白いのが、修士号(Master’s degree)を持つ人は、まず、大卒レベルと院卒レベルの両方の枠である“一般枠”で抽選を受け、それで抽選から漏れた場合は、修士号レベル以上の抽選枠で“再度”抽選を受けられるので、2回のチャンスがあるということ。

 

参照元

H1B抽選とその後の対応 | US Visa Station

 

アメリカでは、より高度な知識や技術のための教育を受けた人の方が優遇される“流れ”ということでしょう。なので、ビザの取得のためにも、アメリカでは大学院を目指すというのもアリですね。

 

他にアメリカで働く良い方法は?

 

アメリカでH-1ビザで働く日本人 イメージ

 

早めのインターンシップ・その他の方法

 

では、4年制大学卒業の学士の場合は、H-1Bビザが抽選で、しかもその狭き門をくぐる以外に、他に何か良い方法はないのでしょうか?

 

一つ考えられるのが、インターンを募集している企業があれば、無給の職でも大学に在籍しているうちに早め早めにインターンシップをしておき、H-1ビザの申請をしてくれる企業とのコネクションを付けておくことも考えられます。

 

そうすれば、卒業の目処が付く頃に、早めにH-1ビザの抽選をしてもらえる事も可能でしょうし、また翌年、オプショナルプラクティカルトレーニング・OPT期間中にも抽選を受けることとなり、2回抽選を受けることができるかもしれず、可能性的に有利になります。

 

または、アメリカ留学を経ず、まずは日本での確固たるキャリアを築くことに専念し、ビザを取ってくれる企業を探すなどの方法も良いかと思います。

 

なぜなら、一部の技術職の人などを除いては、以前からビザのスポンサーになってくれ、自分のスキルセットや適性に合っている企業を探すのも非常に難しかったのに、そこをクリアーして、ビザのスポンサーをしてくれる会社を見つけても、その後にくじ引きが待っているのは、社会人にとってはちょっとリスクが大きいからです。

 

それより、ビザなどの心配をせずに働ける日本で、なんとか頑張ってキャリアを築き、英語もブラッシュアップして、安定した状況でアメリカに駐在員として送り出してくれるところを探した方が良いかもと思います。

その場合は、アメリカへの転勤者として申請できる就労ビザである、駐在員ビザ(L-1ビザ)の申請になりますね。

 

個人的には、今となってはこちらの選択肢も良いようにも見えます。

 

L-1ビザ (企業内転勤者用ビザ)とは

 

L-1ビザとは、多国籍企業(米国または米国外の会社)の従業員が、米国内の親会社、支社、系列会社、子会社へ一時的に転勤する場合に申請するビザで、一般的に駐在員ビザと呼ばれているものです。

 

L-1 ビザの申請資格を満たすには、管理職または役員であること、あるいは専門知識をもっていて管理職または役員になることなどを条件としているようです。

 

日本から直接応募する・SNSを利用する

 

ネットワーキングでアメリカの就労ビザを取ることに燃える日本人 イメージ

 

また、上記のオプションの他に、日本から直接、海外の仕事に応募するというのもありそうです。例えば、下段にあるようなサイトを利用すると良いと思います。

 

リクルートのハイクラス転職・求人サービス CAREER CARVER(キャリアカーバー)

 

転職希望条件入力|転職のリクルートエージェント

 

アメリカへの就職インターンシップならACO

 

また、探し方にコツがあるのですが、だいたいにおいて、予め、求人要項の注意書きのところにはっきり、“ビザを出せない”などと記している企業は、外国人を雇う気が始めからありません

 

逆にその注意書きがない会社は、専門知識が必要な職など、これから適任者がいればビザの件も含めて考慮してくれて面接をしてくれる(特に今はオンライン面接が普通になってきていますからね。)可能性がわずかでも残っている企業とも言えますので、負けずに応募してそこでチャンスを掴むという感じです。

 

特にアメリカで需要がある職、アメリカで需要が追いついていない職に就いている方は、チャレンジしてみる価値ありです。以前は看護職など、アメリカで専用のビザを出していた時があったようですが、今は看護職もH-1のカテゴリーになってしまい、ビザ取得の競争は激しいようです。

 

そんな感じで、そのときそのときで需要と供給が変わるので、アメリカの求人に目を通し、チャンスがあれば、即、応募することだと思います。直接、企業に応募するにしても、求人サイトから応募するにしても、応募する数をこなすとコツが掴めてき、また、思いがけなく声がかかることもあります

 

更に、LinkedIn(リンクトインツィッターFacebookなどのSNSのプロフィールを英語で作成し、常に最新にしておくと、アメリカのリクルーターから声がかかることもあるかもしれません。

 

特にLinkedIn(リンクトイン)は、アメリカでははずせないネットワーキングのツールです。

 

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J-1ビザ(交流訪問者ビザ)

 

ちなみに、他にも実は、最近良く発行されていると見られるJ-1ビザというのがあるのですが、これは研修などやインターンシップを受けるためのビザとなっていて、12ヶ月間もしくは18ヶ月間までの就労での滞在が申請できるということ。

 

現在は、H-1Bより取りやすいビザとして、よく日本人が取得しているビザとなっているようで、こちらのビザがアメリカで働くきっかけとしては良いのではと、私も思います。

 

私が知っている日本人女性も、学生ビザからこちらのビザに切り替えるために一度日本に戻り、ビザ取得後無事アメリカに戻ってきて、就労することができたということを聞きました。

 

J-1ビザでの仕事なら、すでにご紹介した下記サイトなどを参考にされたら

良いと思います。

アメリカへの就職インターンシップならACO

 

早めに結婚相手を探すというのも

 

あとは、やはり、アメリカの大学に留学するのであれば、何かのコミュニティーに入って活動をしたり、趣味のクラブに入ったりして、現地の人とのコネクションを付けておき、良い人、良いパートナーと出会える確率を上げるなどでしょうか・・・。

 

結婚願望がある人などは、早めに婚活エージェンシーなどに登録しておく等も良いと思います。

これは、運なのでどうかなと思いますが、私の同級生(社会人留学生の)も、卒業間近から結婚が決まっていた人が何人かいて、今ではアメリカ市民になっています。

 

例えばこういうサービスなど・・・。

www.glowjp.com

 

あまり、積極的におすすめしたいアイデアではないですが、個人的には、ビザの取得が難しくなっている現状を考えると、良い人と出会ったら、早めに身を固めるというのも悪くはないと思います。

 

STEM系(理系)の専攻をする

 

アメリカで働く日本人エンジニア イメージ

 

また最後に、良い手立てとして考えられるのが、大学で理系の分野を専攻すること。

 

この最近良く聞くと思われるSTEMとは、一般的に理系の分野のScience, Technology, Engineering, Mathematicsの略ということ。アメリカが積極的に優遇している分野で、今後もそれは続くと思われる化学・技術・工学・数学

 

これを大学で専攻することも良いオプションとして考えられますし、アメリカでは、このSTEM分野では卒業後のオプショナルプラクティカルトレーニング・OPT期間も長く延長してもらえるなど、かなりその後の条件が良いようです。

 

これから技術の進歩によって、より高度な人材が必要とされるのは明らかでしょうし、技術を身につけておくことは大きな武器になりますよね。

 

例えば、どうしても理系でなく他の分野が学びたいということであれば、まずはこれらのSTEM系の専攻をした上で、文系の科目を選択して取るとか、専攻した理系の分野との相性のよい科目を取る等、考えると良いと思います。

 

私自身も経験がありますが、その辺り、大学のカウンセラーが、入学後でも相談にのってくれるはずです。

 

アメリカ移住って、色々難しくはなってきてはいますが、真剣に考えていけば手立てはあると思いますし、色々な対策が考えられます。

 

ではまた、今後もこれらを継続してご紹介していきたいですので、お付き合いいただけたら嬉しいです!

 

注:本記事では、法律的な情報を提供することを目的としていません。ビザに関する情報については、必ず移民弁護士にご相談いただくか、最新の公式情報をご確認いただきますようよろしくお願いいたします。

 

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【パーティーでの雑談編】アメリカ現地で即使える英会話・日常会話15選!

パーティーで会話を楽しむ 日本人とアメリカ人

 

 

私はパーティーでの会話は、一般的に心地よい雑談となりますので、だいたい決まったパターンのフレーズが多いように思っています。


親密な友人との政治や国際情勢など、何か特に深い会話をしない限りは、難しい用語の使用についても心配することはなさそう・・・。

 

では、早速、良く使うと思われる会話フレーズをご紹介していきたいと思います。(但し、私自身によるセレクションです 笑)。

 

お付き合いいただけたら嬉しいです。

 

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はじめましての挨拶

 

まずは、初めて会う人がいたら、軽く挨拶します。

 

  • Nice meeting you.  はじめまして。

 

身近な話題について

 

グラスを持っておしゃべりするアメリカのパーティ男女(イメージ)

 

お酒


次に、パーティーでは飲酒はつきものなので、グラスを持ちながらお酒について話すことは多いものです。

 

  • I am lightweight. お酒は強くありません。
  • I can't drink. I must drive. 今日は運転して帰りますので、お酒は飲めません。
  • I drink too much. お酒を飲みすぎてしまうほうです。
  • He is a heavy drinker. 彼は大酒飲みです。
  • I prefer soft drinks. お酒でない飲み物が良いです。

 

ダイエット

 

フードをいただきながら、ダイエットについても話したりします。

 

  • I am on a diet now. 今ダイエット中です。
  • I am trying to lose weight. 痩せようとしています。
  • I lost 10 lbs.  10ポンド (約4.5kg)痩せました。(アメリカではポンドで表現します。)

 

ちょっとした一言

 

話しているときに、”ちょっとした一言”は覚えておくと助かります。

 

  • Never mind. 気にしないでください。(聞いても分からなかった時などによく言われる)
  • No problem. いいよ(問題ない。)
  • It's nothing. 大したことないよ。(何かしてあげたときに感謝されたとき等にいう)
  • My pleasure. いいえ、喜んで(どういたしまして、喜んで)
  • I owe you. あなたのおかげです。
  • I will make up for it. このお返しはしますよ。(または、償いますよ)。
  • Are you sure?/Really?  本当ですか?
  • Unbelievable!/You are kidding!  信じられない!/嘘でしょう?

 

何かの感想など聞きたい・話したい

 

パーテイーでの料理を食べながらおしゃべり イメージ

行ったことのある場所やイベントなどについても気軽に尋ねたり、話せるといいですね。

 

  • How was it?  それはどうでしたか?
  • How was the party? パーティーは楽しかったですか?
  • It was fun. 楽しかったです。
  • It was a bit boring. ちょっと退屈でした。
  • I don't enjoy a family event. あんまり家族(親戚)のイベントは好きではありません。
  • I ate too much at the party. パーティーで食べすぎました。
  • I met my ex-boyfriend/ex-girlfriend (そのままexともいう) at the party, so it was a bit awkward. パーティーでは以前の恋人と会ってしまって、気まづい思いをしました。
  • The place is a little cheesy. そこは、ちょっと安っぽい(趣味の悪い)ところです。
  • The place is cheap. そこは、安っぽいところです。
  • The place doesn't have a good crowd. そこはあまり客層が良くないです。
  • The place is too expensive. そこは高すぎます。
  • The place is very entertaininig. そこは面白く楽しめるところです。
  • The place should be fun. そこは楽しいと思いますよ。
  • The place is low-key. そこは、地味な(控えめな)雰囲気のところです。

 

例えばフードについて

 

ホームパーティーでのフード

 

アメリカでもパーティーでの料理は美味しくいただき、批評的なコメントはしませんが、行ったことのあるレストランの料理については良く話をします。

 

  • The food is great. フードは美味しいです。
  • It's yummy.  とっても美味しいです。
  • It tastes great.  とっても美味しいです。
  • The food is so authentic.   本格的な料理です。
  • The food is not so good.  それほど美味しくないです。
  • The food is soso.  まあまあの味です。
  • It doesn't taste so good. あまり美味しくないです。

 

ちょっと席を空けたい

 

途中で席を替わりたいとき、お手洗いに行きたい時、話が続かないときなどに便利な一言です。

 

  • Excuse me, I will get some drinks. ごめんなさい、ちょっと飲み物を取りに行きます(テーブルを移動したいときなど)
  • I will be back. (席にあとで)戻ってきます。

 

仲を深めたい

 

何かを一緒にしたい

 

アメリカでは、気に入った人がいたら一緒に踊りを楽しんだりします。

 

  • Would you like to dance? 踊りませんか?

 

出席者を褒めたい

 

アメリカでは感じがいいなと思った人には、よく褒めたりして会話を盛り上げます。

 

  • You look so pretty. かわいい方ですね。
  • He is good-looking. 彼はハンサムだ。
  • He is handsome. 彼はハンサムだ。
  • You look great. あなた、きれい(かっこいい)ですね。
  • You look cool. かっこいいですね。
  • You look gorgeous. すごく綺麗ですね。
  • I like your dress. あなたのワンピース素敵ですね。
  • That sounds great. 素晴らしいですね/良いですね。
  • I'm impressed. すごいですね~/見事ですね~。

 

相手に対してもっと知りたい

 

アメリカ人は、仕事を誇りにしている人も多く、仕事は何をしているかなど尋ねることもあります。他にも趣味など尋ねてみるのもよいですね。

 

  • What do you do (for a living) ? お仕事は何をされていますか?
  • Do you enjoy your work? お仕事は楽しいですか?
  • I work for 〇〇.  〇〇で働いています。
  • Where do you live? どこに住んでいますか?
  • I live in North Hollywood. 北ハリウッドに住んでいます。
  • What do you like to do for fun? 趣味は何ですか?
  • What do you like to do in your free time? 余暇での 趣味は何ですか?
  • I like (enjoy) watching movies. 映画を見ることです。
  • I travel. 旅行です。
  • I like to go hiking. ハイキングに行くことです。

 

週末について尋ねる、答える

 

楽しそうな人だなと思ったら、週末の過ごし方など聞いてみるとよいですね。

 

  • What do you do on weekends? 週末は(通常)何をしていますか?
  • I often take short trips.   よく近くに旅行に行きます(小旅行します)。
  • I sit back and relax at home. 家でゆっくりします。
  • I clean my house (room). 家(部屋)を掃除します。
  • I play golf. ゴルフをします。
  • I exercise. 運動をします。
  • I go to the gym. スポーツ・ジムに行きます。

 

相手とちょっと別の場所に行って話したい

 

相手とぐっと距離を縮めたいこともあるかもしれません(笑)。

 

  • Do you want to talk at the balcony? バルコニーに行きませんか?
  • Do you want to get a fresh air? 外に綺麗な空気を吸いに行きませんか?

 

そろそろ帰りたいことを伝える

 

アメリカでは特に立食パーティーの場合は、思い思いの時間に帰る人も多いです。

 

  • I must leave now. It's getting too late. もう、帰らなければなりません。遅くなりました。
  • Unfortunately, I must(have to) go soon. 残念ながら、もう少ししたら帰らなければなりません。
  • He is a host.  彼が主催者ですよ(パーティーの)。

 

相手とまたコンタクトを取りたい

 

せっかく知り合った相手とは連絡を取り合いたいですね。

 

  • Can I have your phone No? 電話番号をいただけますか?
  • Let's exchange numbers. 電話番号を交換しましょう。
  • Are you free next Friday? 来週の金曜は空いてますか?

 

帰る前に挨拶したい

 

帰る際には感謝の気持ちなども伝えたい。

 

  • It was nice meeting you. お会いできて嬉しかったです。
  • I will call you. 電話しますね。
  • Have a great night. おやすみなさい。
  • I had a good time. 楽しいときを過ごせました。
  • Thank you for hosting. パーティーをしていただき、ありがとうございました。
  • Thank you for your hospitality. おもてなしありがとうございました。
  • I enjoyed a good company. 楽しい仲間達と過ごせて、楽しかったです。

 

本日は、パーティーでの会話に役立つシンプルなフレーズについてまとめてみました。

パーティー前の口慣しなどにお使いいただけたら嬉しいです!