アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

西海岸風インテリアにチャレンジしてみる?-ビーチ系のインテリアの特徴とシンプルな造り方

西海岸のビーチハウスと車

 

 

アメリカ西海岸のハモサビーチ

アメリカ西海岸のハモサビーチ

私はアメリカでは西海岸に住んでいたのですが、ロサンゼルスは白い砂浜のビーチが絶景なところ。

 

私が住んでいたロサンゼルスの南部では、ハモサビーチやマンハッタンビーチというエリアのビーチ沿いに建てられた家々が特に美しく、その景観の魅力に取りつかれてしまい、よく友人と週末には出かけていたものでした。

 

そこは、散策用の歩道もあって、ビーチの風に吹かれながらリラックスするのに最適なところです。

 

そんな思い出もあり、日本に帰国してから、たまたまネットでカリフォルニア風住宅(日本の)を見たときは、うまく再現してあるなと本当に感動したものです。

 

実際には、現地でアメリカ西海岸に住んでいる方も好みは色々なので、住まいのインテリアはニューヨーク風にしている人もいたり、ヨーロピアン調にしていたりで、さすがにビーチ風にしている人ばかりではないですが、日本で見たこの西海岸風のインテリアといわれるものは、その景観、雰囲気をうま~く取り入れていて、半端ないものが出来上がっていたんです。

 

実は、アメリカにも日本の庭園やスタイルが好きで、自宅に日本風のスペースを作ったりする渋~いアメリカ人もいましたが、人工的にそれっぽい好きな空間を作ると、現実から少し離れることができ、リラックスできて気分よく過ごせそうですよね。

 

ということで、本日は、夏に先駆けて西海岸風のインテリアの特徴やその作り方についてです。

 

凝ったインテリアデザインは、一般人には時間的にもちょっと難しいところもあるけれど、何か共通項のようなものが見つかれば、比較的簡単に西海岸風が実現できるはず・・・。

 

早速見ていきましょう。

 

西海岸風の家-それぞれのスタイル

 

西海岸風の壁と食器棚

西海岸風の壁と食器棚

 

さて、問題の西海岸風のインテリアを理解するのには、アメリカでは元になっているスタイルがいくつかあって、次のようにそれぞれ雰囲気が違うんですね。

 

その1-ビーチハウス及びビーチバンガロータイプ

 

アメリカの西海岸のビーチハウスって、主にビーチの近くにある大きめの邸宅のことを指していることが多く、バケーションで泊まるためのものであったり、生活するためのものであったりします。

 

冒頭で述べましたマンハッタンビーチやハモサビーチという目の前にビーチがあるエリアがあって、そこに建っている邸宅がビーチハウスと呼ばれているんですね。ちなみに、ここの物件って最低でも数億はするんですけれど、ロスではこのようにビーチに面しているエリアは、比較的高級なエリアとなっています。

 

西海岸の四角いビーチハウス

 

このようなビーチハウスの外観は、凝ったものにするというよりは、部屋の奥からもビーチが真っ直ぐ見渡せるほどの大きい窓が配置してあって、ビーチを臨む景観を最大限に楽しむ作りになっていて、写真のような四角っぽい建物が多いんです。

 

家の中のインテリアはナチュラルな石の素材を使ったり、白い壁など明るい色を使ったものが多いそうで、ビーチの自然とうまく溶け込むようにデザインされたものが多く、カリフォルニアのリラックスした雰囲気そのもの。

 

西海岸のビーチバンガロー イメージ

 

また、そういったビーチハウスにプラスして、カリフォルニアにはビーチバンガローと呼ばれる家を所有している人もいるんですが、そのタイプは、前述のビーチハウスと比較するとサイズ的に小さく、写真(上)のようなちょっと控えめな雰囲気を持ったものをいうそう。

 

こちらもビーチサイドに建てられた景観が臨める一軒家にはなるのですが、主に夏のバケーションなどの間に訪れる場所として利用されます。ちょっと隠れ家的な雰囲気の建物であることが多く、前述のビーチハウスと比較すると、それほどインテリアも華美でない事が多いようです。

 

私は個人的に、このこじんまりした、でも完成度の高い別荘タイプが憧れで、現地のビーチの丘の上に作られたこのような建物を目にしたときには、いつもウットリしていたものです。

 

その2-サーフハウスタイプ

 

カリフォルニア サーフバンガローのようなインテリア

 

サーフハウスは、文字通りサーファーがサーフィン三昧の生活のために泊まるビーチ沿いに建てられた宿泊施設のこと。歩いてすぐの所、多くは歩いて何歩かの場所にあるもののようです(羨ましすぎる・・・)。

 

このように、アメリカでは、ビーチ沿いに建てられた家や建物は、タイプによって雰囲気もちょっと異なるようで、日本で見る西海岸風の住まいは、それらの特徴を好みによってうまく取り入れてあるようです。

 

例えば、西海岸風の家をデザインできる事で人気の住宅施工会社のサイトに紹介されている家のひとつは、サーファーが泊まるようなサーフハウス的なインテリアにしてある。

 

ちょっと懐かしい感じがするシャビーシック(古めかしく上品な)な感じが、インテリアに多く組み込まれている印象です。例えば、白い剥げた感じのペンキ塗りで木製の壁や木目のフローリングなどが目に付きます。

 

西海岸風のインテリア-上手く押さえておくポイントは?

 

ここまでで、本場アメリカ西海岸のビーチ系の住まいが分かったところで、その雰囲気を形にするポイントを見てみたいと思います。

 

西海岸風のインテリアを実現するのに決まって使われる要素が実はあって、うまく押さえておくと演出できるというもの。

 

ここでは、リアルに海の近くに建っているかどうかは問題ではなくて(笑)、あくまでもそれっぽい要素を散りばめておくと西海岸風の雰囲気が出来上がるのは、とっても嬉しい驚きです。

 

西海岸風のフローリングの素材

 

西海岸風のドアーと壁

 

まず、木材のフローリングや木目風のフローリング、タイルなどは、西海岸の家では好んで使われることが多く、ビーチの自然でちょっと懐かしい感じを出します。

 

もし、フローリングでない家だったら、西海岸風の色と柄のラグ(絨毯)で隠すなどすると良さそうです。

 

こんな感じのラグです。他にも西海岸風のインテリアに合う各種ラグは、アマゾンの下記ショップにあります。

アマゾンのラグショップ→ https://amzn.to/3IYtHvF 

 

こちらはちょっと変わった3D効果があるものです。お部屋がぱっと明るくなりますね。

 

西海岸風の壁の素材・デザイン

 

次に、壁は白塗りの木材や白、水色、ブルー、ベージュなどの色の壁がよく使われ、素材も石が埋め込まれた壁が使われていたりなど、ビーチの要素を思わせるものを上手く使う事が多いです。

 

ここでちょっとビックリされるかもしれませんが、日本では、家の壁は壁紙を張ることが多いですよね。ですが、アメリカでは模様替えやリフォームの際には、壁を直接ペンキ(塗料)で塗ることが多く、それが本当に綺麗なんですよね。

 

日本ではこういった剥がせる壁紙シートで簡単に代用できそうです。

 

ビーチを思わせる素敵な色の壁紙シール。

 

ドアも雰囲気でます。

 

西海岸風家具

 

ウェストコースとのインテリアスタイル 例

画像引用元:

Coastal Living Room: 2 Ways to Get the Look | Modsy Blog

 

家具については、籐製(ラタン)の家具や木製のものがビーチ風の雰囲気と上手くマッチし、リラックスした雰囲気を出します。籐製(ラタン)は特に、リゾート系の雰囲気が出ますね。

 

こんな感じです。

 

木製のローテーブルも・・・。

 

西海岸風の色・柄

 

西海岸ボヘミアン風のインテリア

画像引用元:

Home Tour: A Modern Bohemian Family Abode

 

インテリアは、部屋の面積を多く占めるものにその雰囲気が大きく左右されます。

 

マリンティストのベッドカバー

 

例えば、べッドカバーやカーテン、ソファカバーやクッションなどもそうですね。柄は、無地やストライブ柄などのマリン風、ボヘミアン(インディアン柄のようなトライブ風の柄)などが西海岸のムード・・・。

 

 

西海岸風の青い絨毯が綺麗で窓が大きいビーチハウス

画像引用元:

California Home Interior Design Ideas - Home Bunch Interior Design Ideas

 

ファブリックの色については、グリーン、白、ベージュ、ライトブルー、ブルー、ターコイズ、インディゴブルー、グレーがかったブルーなど、海や砂浜、砂浜にある植物を想起させるものが合います。

 

ボヘミアン風はこちら・・・。

 

西海岸風インテリア雑貨・小物類

 

西海岸風のインテリアを演出するマリン系の雑貨

 

マリン系の雑貨

 

西海岸を演出するのに効果的なものは、まだまだあります。

 

ビーチタウンでない日本において、西海岸風の部屋を上手く演出するには、マリン系の雑貨も欠かせません。

 

ビーチ系の絵や写真、青色系の色が使われているスクリーンアートや浮き輪、ランプシェード(ランプのかさ)、サーフボード(または、サーフボードを模した置物)壁掛け、ハンモックなどもよい味を出してくれます。

 

 

タペストリーも雰囲気でます。

 

自然の素材

 

貝殻とヒトデ

 

他にも、貝殻とヒトデ、白砂、流木などビーチにある自然の素材やガラス類も多めに飾ると良いようです。

 

ちなみに、アメリカでも、こういったビーチ風の雰囲気を演出したい場合は、テーブルクロスから使う食器に至るまで凝る人もいるようです。

どこも、楽しみ上手な人はいるんですね~。

 

西海岸風の観葉植物ーヤシの木を思わせるグリーン

 

西海岸のヤシの木

 

最後に、ロサンゼルスでは至るところにヤシの木が植えられていて、リゾートのような雰囲気が感じられる場所が多いです。

 

外にヤシの木が見える西海岸の家

画像引用元:

California Home Interior Design Ideas - Home Bunch Interior Design Ideas

 

そのため、ヤシの木ふうのグリーンや海岸に生えるような乾燥した趣の観葉植物やその模造品も、ビーチの風を送ってくれそうな気がして空間の演出には欠かせません。

 

 

西海岸風インテリアはポイントを押さえて楽しむ

 

ビーチの真っ青な色と真っ白な砂

 

本日は、リラックスして毎日を過ごせそうなアメリカの西海岸風のインテリアについてご紹介してみました。

 

難しそうに見える西海岸風のインテリアも、使う要素などを上手く押さえ、全体的にコーディネートすれば、意外に簡単に実現できそうですね。

 

お部屋の模様替え等の際に、是非思い出してくださいね。