アメリカ滞在10年間のサバイバル日記

アメリカと英語に魅せられた女性の滞在10年間のサバイバル日記

アメリカ生活あるある-日本では想像できないお手洗い事情とは?

アメリカ バスルーム イメージ

 

 

アメリカのおトイレって一般的に、日本の水洗ほど水量が多くないんですよね。それで気をつけておかないと、日本人って対処に困ることがあります。

 

それで、ここでは事前の心がまえと、それが起きたときの豆知識をお知らせします。

 

ちょっと違うアメリカ人のお手洗いの使い方については、以前のこちらでもご説明しています↓

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アメリカのトイレにはプランジャーが必須

アメリカ風お手洗いのシンク

 

早速ですが、アメリカのおトイレって詰まりやすいんですよね。それで第一の予防策として、あまり多量のトイレットペーパーは一度に流さないように気をつけます。

 

当たり前のようですが、これだけでも充分、嫌な状況を回避することができます。

 

また、現地では、標準仕様のように、プランジャー(日本語ではラバーカップが掃除用具の収納場所か、個室内のどこかに必ず備えてあります。

日本にもホームセンターで売ってあるのを見たことがありますが、あまり日本ではおトイレが詰まることはないので、使った事ない人が多いですよね。

 

もし、万が一、ひとりでいる時に間違えておトイレを詰まらしてしまった人は、このプランジャーでトイレ内を“カプッ、カプッ”とやれば、だいたいは詰まりが「ポコッ」という感じで取れることも多いです。

 

漂白剤で代用する人も

また、アメリカのブリーチ(漂白剤)って、何ドルかで大きなガロンサイズのような容器に入っているのが売ってあり、家庭のどこにもある感じですよね。

 

自宅にいるときなどで、ブリーチ(漂白剤)が家にあれば、それを少々大目に流しいれ、しばらく待ってから流すと、汚れが溶け、それで詰まりが解消することもあります。アメリカでもこの手は聞きましたね。

ですが、これは他の洗剤などとむやみに混合しないように、絶対注意したほうが良いですね。(猛毒ガスが発生するとか、良くいいますね。)

 

また、私は使ったことはないですが、パイプとおトイレの詰まりの両方を解消できる洗剤も売ってあるようです。(但し、ちゃんと“おトイレにも使える”と書いてあるものにしましょう。)

 

あわせてよみたい↓

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アメリカ人はトイレの詰まりに慣れている

お手洗いをチェックするアメリカ人 イメージ

 

また、これも面白いのですが、アメリカってよくおトイレが詰まるので、取り扱いに慣れている人が多いです。

 

トイレの詰まりが起こったときは、躊躇したり、余計な心配をせず、詰まったことを伝えれば快く手伝ってくれますので、慌てないことです。

 

また、恒例の私の体験談ですが、私の場合も、その頃は小さな会社のオフィスでアルバイトとして働いていたのですが、一度、おトイレに入って紙が詰まってしまい、自分で対処できなかったことがありました。

 

そこのオーナー兼社長さんに伝えたら、結構起こることのようで、自ら(笑)コードが長ーく出た、詰まり解消の電動器具のようなものを持ってきて、修理をしてくださいました(申し訳なかったです。)。

 

また、ある一軒家にルームメイトとして住んでいたときにも、こういうこともありました。

 

アメリカの配管の逆流に驚く女性 イメージ

 

ある日、おトイレとお風呂の部屋が一緒になったアメリカンスタイルの個室のバスタブが、配管の詰まりからか“ゴボゴボ”と音を出していたので見ると、汚泥がバスタブに逆流(!)して来ているではないですか。

 

オーナーさんに急いで伝えたら、マスクをしながらプランジャーで処置をされていましたね。本当に大変そうでした。

 

そんな感じで、アメリカの家屋は、パイプも同じように詰まりやすいようなので、心に留めておくと良いですね。

 

日本人は、これらのおトイレトラブルにはあまり慣れていないので、渡米してからすぐにそういう事が起きると、どうしたらよいか迷うこともあります。

アメリカ人は幸い、このトラブルには慣れている人が多く、プランジャーの使い方も上手ですので慌てないことです。

 

アメリカのプラマー(配管工)はスピーディー

アメリカの配管工(プラマー) イメージ

 

それでも自分で対処できないときは、自宅が賃貸の場合は管理の方に、オフィスで起こってしまった場合は施設担当の方に電話して、プラマー(配管工)を呼んでもらいます。

 

それで、忘れもしない・・・、アメリカって、このプラマーはスピーディーに来てくれるんですよね。私の場合は、ネットで検索して電話後、30分~1時間以内に来てくれたと思います。処置も速いです、プロです。

 

これは、“さすが!”と思った点でもあるのですが、アメリカでは、“緊急性が要”なビジネスには、ちゃんとスピーディーにするのだなと妙に関心してしまいました。(結構、マイペースなサービスの人が多かった印象なので・・・。) 

 

日本ではー明日来ます

最後にまとめますが、私が1度、日本に帰ってきたときに、自宅のトイレが詰まってどうしても直せないことがあったんですが、日本のプラマー(水回り職人)に電話すると、

 

「明日朝、来ます。」

 

と言われたときは本当に仰天しましたね。

 

結果、自力で夜どうし格闘をしたら、なんとかトラブル解消したので、これで良く日本は成り立っているな~と思ったのですが、考えてみれば、日本ではめったにおトイレが詰まらないですよね。

 

アメリカでは、“明日来る”とか言ったら、会社は一気に潰れちゃいます!

 

では、できるだけトラブルは回避して、快適なアメリカの生活を過ごしてください。

 

アメリカ現地でのあるあるは、こちらの記事でもご紹介しています↓

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